来年には総選挙もありそうですが、その前に砂上の楼閣から逃げるかのように出て行く人が多いようです。が、その離党者の顔ぶれを見ると比例・比例・比例の嵐。まあ、当然かなとも思います。でもこういう人たちは党で当選したんだから批判のそしりは受けるでしょうね。

 で、なんかちょっと黒い人たちが集まって新党結成のようで。でも確か、この党の母体は参院で民主と統一会派組んでたと思うんで、ここでも一悶着ありそうです。

 私自身も昔民主に票を入れたことがありますが、前回の総選挙のマニフェスト(財源的に絶対できるわけがない自信がありました)で見切ったんで現状の批判は何を今更な感もありますね。で、一気に歳出だけが増えた現状が残りました。埋蔵金があったとしてもそれは継続的に計算が見込めるものではなく一時的なもの。財政のやりくりに関しても、限界があると思ってましたしね。結局2009年のマニフェスト5原則は現状、

1 ムダづかい
国の総予算207兆円を全面組み替え。
税金のムダづかいと天下りを根絶します。
議員の世襲と企業団体献金は禁止し、衆院定数を80削減します。

 全面組み替えはしてませんね、どう見ても。あと、衆院定数は全然変化なしですな。

2 子育て・教育
中学卒業まで、1人当たり年31万2000円の「子ども手当」を支給します。
高校は実質無償化し、大学は奨学金を大幅に拡充します。

 うん、子ども手当は頓挫しました。

3 年金・医療
「年金通帳」で消えない年金。
年金制度を一元化し、月額7万円の最低保障年金を実現します。
後期高齢者医療制度は廃止し、医師の数を1.5倍にします。

 やろうとしてるようですが、これは財源を増やしてからの見通しですね。…1のやりくりどうしたんだろ?

4 地域主権
「地域主権」を確立し、第一歩として、地方の自主財源を大幅に増やします。
農業の戸別所得補償制度を創設。
高速道路の無料化、郵政事業の抜本見直しで地域を元気にします。

 高速道路…そんな実験もあったなぁ。自主財源…かぁ。

5 雇用・経済
中小企業の法人税率を11%に引き下げます。
月額10万円の手当つき職業訓練制度により、求職者を支援します。
地球温暖化対策を強力に推進し、新産業を育てます。

 税率を下げられる状況かどうかはさすがにわかってるようですが…。

 現状では一つも守られてないですね。

 仕分けの時に「心強いわぁ~」って言ってたオバちゃん達は今何を思うのでしょうか。

コメント

M

お気に入り日記の更新

この日記について

日記内を検索